八重歯とは?

八重歯は犬歯が外側に飛び出した状態をいいます。犬歯が歯列から外れて生えるとほかの歯の外側に生えます。歯が重なって生えることで八重桜の花のように花びらが重なった状態になり、八重歯といいます。

通常犬歯は前歯、小臼歯が萌出した後に、第2大臼歯を除く歯の中では最後に生えてくるため、隙間不足の影響を一番被ることになります。ほかの歯は何とか歯列に合わせて整列しても、最後の犬歯が生えようとしたときには隙間を使いつくされてきちんと生えられないということで歯列から逸脱した位置に生えて八重歯状態になります。