治療の費用

治療の流れ

初診相談

歯列の状態を見て必要と思われる矯正治療の概略とかかる費用についてお話します。

検査

治療に必要なレントゲン、CT、歯型、噛み合わせなどの資料をとり、治療の計画を立てます。
後日検査結果について資料をお見せしながら詳しく説明いたします。よろしければ契約となります。

治療開始

装置の装着を始めます。月に1度か2度の通院となります。

通常のセット料金

小児矯正/予防歯科

乳歯がまだ多い段階での治療開始の場合は、治療を土台(顎の矯正)と個々の歯の矯正の2段階に分けます。第1段階は土台の治療です。永久歯が無理なく生えられるよう顎の発育を促します。この段階がもっとも大切な段階です。

顎の発育が悪かったり、噛み合わせが悪いと結果として歯並びが悪くなるものですので、原因である顎の発育に手を加えることで、自然によい歯並びに なっていくことができます。骨のまだ柔らかい発育段階のうちで、手を加えることでより高い確率で非抜歯での本来のヒトとしての歯並びの完成が期待できます。本人の負担も少なくすみます。年齢が高くなるほど、顎の自然な発育による歯列の改善は期待できなくなります。多くの場合、年齢とともに不正歯列は進行します。混合歯列のうちに小児矯正治療を行い、歯列・噛み合わせを良くしてしまうと、顎の土台から変われるので自然な歯並びを得ることができます。テレビ出演を目指さないのであれば、本格矯正をする必要がないほど治ってしまうことも十分期待できます。そうなれば治療の期間が短くなり、ご両親、お子様の負担および、費用も少なくすみます。第1段階は最初の2年ほどで大部分の治療を終了します。

その後は永久歯の生え変わりを見守っていく段階です。永久歯列の完成まで、発育させた顎の大きさが縮まないよう固める装置で骨が固まるのを待ちます。永久歯が萌出すると噛み合わせも安定し、骨も安定します。通常取り外しのできる器械を使います。清掃が容易なため、低年齢でも安心して治療を続ける事ができます。多くの場合は第2段階の開始は永久歯が生えるまで待ちます。乳歯があるうちに第2段階にはいることもあります。マウスピースによる第1段階矯正治療は、早期から大臼歯の遠心移動ができること、前歯の捻転を速やかに改善できること、痛みが少なことなどお子様にとってとても快適で有意義です。非抜歯による歯列の完成の実現性を高めることができます。従来のの第1段階治療よりも完成度の高い結果が期待できます。第2段階へ移行開始するか否かはご両親と相談して決めます。

初診相談 無料
検査 39,000円(税別)

第1段階の治療費は治療内容により幅があり、一般的なセット料金で6万円~30万円(税別)です。その他来院の度に5,000円(税別)がかかります。分割払いでお支払いいただいています。
一般的な治療期間:約24か月~30か月 通院回数:24回~30回
第2段階が必要な場合はもう一度検査を行なったうえで、15万円~50万円(税別)です。分割払いが普通です。
検査の費用と来院時の費用は同じです。

永久歯矯正治療

乳歯が少し残っている場合は、永久歯が生えそろい、噛み合わせが完成するまでかかりますので、数年間かかります。個人差があります。成人の方や、全ての永 久歯が生えている場合は2年程度が平均です。非抜歯治療のために何種類も器械を使う場合はステップが多いため、通常より期間が必要になります。

初診相談 無料
検査 39,000円(税別)

治療費は治療内容により変わりますが、一般的なセット料金で150,000円~700,000円(税別)です。その他来院の度に5,000円(税別)がかかります。
一般的な治療期間:約24か月~30か月 通院回数:24回~30回

マウスピース型矯正装置インビザライン®

未承認医薬品等であることの明示

当院で使用しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名:インビザライン®)は、薬機法上の承認を得ていません。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象になりません。万が一使用後に違和感等ございましたら、クリニックにご連絡をお願いします。

入手経路について

当院で使用しているマウスピース型矯正装置インビザライン®は、米国アライン・テクノロジー社の製品です。当院はマウスピース型矯正装置インビザライン®を用いた治療システムを、米国アライン・テクノロジー社のグループ会社である「インビザライン・ジャパン株式会社」より入手しています。

国内の承認医薬品等の有無の明示

日本国内外に、マウスピース型カスタムメイド矯正装置を作製しているメーカーがあります。使用しているマウスピース型矯正装置インビザライン®以外に、日本で承認を得ている矯正装置を使った治療法があります。

マウスピース型矯正装置インビザライン®・システムは、アライナーの材料および型取りに利用する口腔内スキャン装置について薬事承認を受けています。日本国内で歯科医師が患者様に合わせてオーダーしますが、米国アライン・テクノロジー社が海外にある工場においてロボットで製作します。そのため、薬機法の対象とはなりません。

諸外国における安全性等の情報

マウスピース型矯正装置インビザライン®は、1998 年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器として認証され、販売認可を受けています。

医薬品副作業被害救済制度の対象外であること

マウスピース型矯正装置インビザライン®は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。