電磁波
今月の話題は電磁波です。ご承知のように電磁波はガンの発生原因となります。あらゆる電化製品から出ていますが、特に寝室の電化製品は問題です。一日のうちの長い時間を同じ場所で過ごすため、その場所が電磁波にさらされていれば、何時間も電磁波を浴びることになります。それが毎日ともなれば体に変化を起こしても不思議はありません。
最近は、30代で若くして乳がんになる方が増えています。そのような方では、20代、早い方は10代から、寝室にテレビがある方が多いというリサーチがあります。若くして乳がんになった患者さん11人を調べたところ、9人がベッドの隣にテレビを置いていました。一人は電気カーペットで寝ており、もう一人は電気系統を置いてあるガレージの真上に寝ていました。若くして乳がんになった方々11人すべての人が睡眠時に電磁波にさらされていました。他の事例では、2階の寝室で寝ていた方に発生したガンの発生部位が、ちょうど1階の天井の配線がクロスするところと一致していた、という報告もあります。寝室は概して狭く、乳がんの人のテレビとの距離は、1m以内であることが多いというリサーチもあります。テレビなどは、スイッチを切っても微弱な電流が流れており、コンセントを抜かないと電磁波は止まりません。電磁波の影響を大きく受けた人がかかるガンの種類は、甲状腺、乳房、子宮、前立腺といったホルモン系であることもわかっています。
チェルノブイリの瓦礫作業を紙マスク一枚で行っていた作業員の映像がテレビで流されたことがありました。紙マスクのみ支給され、それで十分であると思っているようでした。放射線に対する無知が怖いように、電磁波の怖さも、もっと知っておいてよいでしょう。少なくとも、寝室にはテレビなどの電化製品は、置かないか、コンセントをまめに抜くようにしたほうが良いようです。