でこぼこ、歯並びの症例1

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上下顎とも隙間がありません。噛み合わせも深く、下顎の発育が阻害されています。左の奥歯は反対咬合です。このままでは乳歯が永久歯と交換するたびにでこぼこはひどくなり、顎も歪んだままかあるいはもっと曲がってきてしまいます。まだ顎の成長はありますが、自然な成長だけでは良くなることは無理でしょう。このままでは悪い歯並び、噛み合わせがさらに悪い歯並びと噛み合わせを作ることになってしまいます。今のうちに第一段階として顎の矯正を行い、取り外しのできる機械を使って上下顎の発育を促し、悪いスパイラルから引き出すことがこの子の将来の健康に大きな寄与となることでしょう。

治療前

治療後

顎の発達を十分引き出すことができました。取り外しの機械なので、全く虫歯にならずに済みました。針金ほどきれいには並んでいませんが、顎の発達はかなうことができました。第一段階で、顎の矯正をすることで土台を作ります。土台ができれば抜歯の必要がなくなることが多いです。以前のままでは抜歯は避けられなかったでしょう。前歯の噛み合わせも深い噛み合わせから普通の噛み合わせになりました。顎は自由に動くことができます。深い噛み合わせでは前方向への動きが阻害され、顎はさらに後退します。後退した顎は顎関節症への入り口となります。この子の人生がたった数年の取り外しのできる機械だけで大きく変わったことがわかります。

このあとは、ご希望があれば針金の矯正、あるいはマウスピースの矯正を行い、歯列を整えることになります。これも第一段階でしっかり土台作りができていることで、その上に良い歯列が構築できます。第二段階を行うことで歯列はさらに安定し、よく噛める歯並びへ改善されます。

主訴 でこぼこ
診断 アングルⅠ級叢生
年齢 8歳6か月
装置 シュワルツ バイオネーター
治療期間 動的治療1年3か月 定期健診1年7か月
費用 28万円(その他に調整料が必要)

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